温泉に入って美味しい御飯を食べてゆっくりしたい~!と思って色々と検索していて見つけた大川荘。
結論から申し上げますと、かなり良い旅館でした!!!
大川荘での滞在について、レポートしていきたいと思います。
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大川荘へ鉄道利用で行く場合は、会津鉄道の芦ノ牧温泉駅が最寄駅となります。
芦ノ牧温泉駅からは旅館の無料送迎バスで10分くらいで到着します。
芦ノ牧温泉駅にて。列車に手を振る駅員さんがなんだか良い感じ。
芦ノ牧温泉駅は猫駅長で有名になった駅でもあります。
JR線で行く場合は、会津若松駅からも送迎バスがあり、こちらは所要時間40分くらいです。
大川壮のエントランスへ到着。
さあ、お楽しみの旅館ステイの始まりです☆
大川荘はけっこう大きな旅館で、部屋のタイプも色々と幅広くラインナップがありますが、今回は食事にお金をかけることにしたので、部屋はベーシックな【宵待亭-スタンダード禁煙】12~14.5畳というものを選択しました。
早速、お部屋へ。
そうそう、こういう和室でのんびりしたかったんです!
シンプルですが良い感じ☆
この和室は一番ベーシックな部屋なんですが、14.5畳と広いので、2人旅だったら十分快適に過ごせます。もちろん家族旅行で4人などでも十分な広さだと思います。
お部屋のお茶菓子。この山塩ようかん美味しかったー!
そして、このコタツが良い感じ。
このテーブルの下が床暖になっていて、快適なんです。
窓からは阿賀川が良く見えます。雪がとけてきて、もう少しで春が来るかなぁという感じ。
コタツでのんびり景色を楽しむ時間、本当に贅沢でした☆
そのほか部屋の設備をご紹介。
部屋に浴衣が用意されていますが、サイズが合わなかったときはエレベータホールにサイズの異なる浴衣が用意されています。
化粧スペースはこんな感じ。
洗面台。アメニティ類は必要なものが最小限に揃っているという感じなので、化粧水等は持参する必要があります。
浴室は綺麗でしたが、基本的には温泉の大浴場に行くので使うことは無いでしょう。地方に行くと有名旅館でも部屋風呂は汚いことが多いので、部屋風呂が綺麗に整備されていることには感心します。
トイレはこんな感じです。
部屋で一服したら館内散策をしながら大浴場へ。
部屋からの眺望と反対側はこんな感じ。温泉宿が点在していますね。
館内は暖色系で落ち着いた雰囲気で、このように地元の名産品も紹介されています。特に赤べこは有名ですよね。
フロント階には売店があり、会津のお土産を色々扱っています。
さて、いよいよ温泉へ。大浴場は2か所あるのですが、この「たな田」は最高に良いです!!!
浴場のようすは宿泊予約サイト などで写真をみて頂ければと思いますが、普通の大浴場に加えて棚田のような露天風呂、そしてかなり広めの低温サウナ、という3つで構成されていて、どれも本当に素晴らしい。岩塩を使用した寝ころびサウナは最高過ぎました。
このあとたらふく飲むであろうビール・日本酒のためにたくさん気持ちの良い汗を流しました。
さて、お風呂を上がると、鬼滅の刃の無限城に似ているということで脚光を浴びることになった舞台での三味線の生演奏が始まっていました。
なかなか三味線の生演奏を聴く機会って多く無いですけど、本当になんだか落ち着きますね。
ご覧のように舞台の下に川が流れており、川のザーっという音と三味線が良い感じに組み合わさる様子は圧巻です!
この音をYouTubeでラジオ配信して欲しいくらい笑
館内の木を多用した複雑な構造や、三味線の演奏・舞台が組み合わさり、なんとなく無限城っぽい雰囲気になっています。
無残様・・・
三味線の演奏は16時~18時でしたが、日が暮れてくると暖色系の照明で重厚感が増し、いよいよ無限城っぽくなってきました。鬼滅の刃ファンにはたまらないでしょう☆
さて、ご紹介した三味線の演奏ですが、すぐ隣のラウンジでゆっくり聞くことが出来ます。
ラウンジはけっこう広々しており、窓側の席からは阿賀川を眺めながらゆっくりできます。
入口に飾られていた子供大将軍。桃の節句が終わり、次は端午の節句ですね。
せっかくなのでクラフトビールを。
三味線を聞きながら風呂上りのビール、最高です!!!
今回は個室で会席料理のプランにしました!
美味しい会席料理と日本酒、楽しみすぎます!
食事処の個室へ向かう際に、舞台を間近に見ることが出来ました。中居さんが写真撮りな~っと言ってくれたのでお言葉に甘えて。
さて、お楽しみの夕食です。
まずは前菜。桜えびの水晶寄せや鰆菜種など、どれも上品で素敵な味わい。
日本酒飲み比べセット。飲み比べてみると自分好みのお酒が見つけやすいのでお勧めです。
御造りは鯉や馬刺しなど、序盤から日本酒が最高に合う料理が続きます。
小瓶登場。すごく日本酒にあう料理なので、次々と注文してしまいます。。。
鍋物は鮑や会津地鶏のつくねなど、こちらも深い味わい。
メインの肉料理は福島県産サーロインの温しゃぶ。この温しゃぶは、出汁でしゃぶしゃぶするのではなく、仙台の牛タン弁当みたいに石灰で温める方式で、なんだか非常に現代的でした。また、料理に合わせる自家製の蕗味噌ソースも最高でした。
蒸し物。白魚と芽キャベツの桜花あん。
〆は会津蕎麦。整います。
会津めし最高です。
デザートのプレート。
ココットに入った山塩プリンはホテルの自家製で、とても美味しかったです。
ホテルのお土産物ショップでも買えるみたいです☆
大満足の夕食でした!
木を多用し洒落たデザインの半個室会場。
食後、少し館内を見学してみるのも面白いかもしれません。
さて、朝起きたらそのまま朝食に行くというのも良いですが、ぜひ朝風呂へ行くことをお勧めします。朝風呂の時間帯は、この記事の前半で少し触れた「たな田」の他に、「空中露天風呂」という浴場も使えます。写真は無いので宿泊予約サイト などを参照して頂きたいのですが、こちらは大自然のなかで温泉を楽しむことが出来る浴場です。
HPには清水の舞台を連想させる~…と書かれていましたが、わりとそんな感じです。洗い場も無く、温泉に集中できる浴場です。
朝食はレストランにてブッフェ形式でした。和食中心で、色々な煮物など会津料理も揃っていて非常に充実してました!
メニューは非常に多くありますが、ひとまず一部分だけご紹介。
ぜひ実際に宿泊された際に、豊富なラインナップを楽しんでください。
さて、大川荘の宿泊を一気に振り返ってみました。
私の率直な感想として、大満足でした!
久々に大当たりな宿泊だったと思っています。今後、もし鬼滅の刃で無限城編が映画化されるなどして、さらに有名になってしまったら、こんなに落ちついた滞在は難しくなるのでは。。。と余計な心配をしてしまうくらい、本当に良い滞在となりました。
アクセスは、大川荘を目的地に旅行するのであれば、東北新幹線を利用し郡山駅へ行き、磐越西線経由で会津若松駅から旅館の無料送迎バスというルートが非常に便利ですが、古い町並みが有名な大内宿や、景色が綺麗な塔のへつりなどに寄るのであれば、東武鉄道経由のアクセスもお勧めです。ちなみに、列車旅として車窓を楽しむのであれば、東武鉄道経由の方がお勧めです。1泊2日の旅行記もまとめてみたので、良かったら参考にしてみてください。
一休.com や楽天トラベル では不意にクーポンが発行されることもあるので、ぜひチェックしてみてください☆
ではまた!