日本最後の清流として有名な四万十川。
名前は知っているけど、どこに流れているのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
四万十川は高知県を流れているのですが、高知県の中でもかなり秘境エリアにあり、実は四万十川ビューの旅館やホテルは皆無に近いんです!
今回は貴重な四万十川ビューのホテルに宿泊してきましたので、紹介したいと思います☆
ちなみに、四万十エリアは高知の中でも秘境エリアに位置しており、ある程度しっかり計画を立てないと、関東からは気軽に土日で行くことが難しいエリアです。1泊2日のモデルコースとして、是非参考にしてみてください↓
ホテル星羅四万十は、高知県の西北部、四万十川の中流域、支流の広見川との合流点付近にあります。
鉄道では、JR予土線の江川崎駅から無料送迎バスで7分程度の場所に位置します。
この付近で四万十川と、広見川が合流しており、川幅が広くなっています。
川の右側に見える白い建物が、今回宿泊する星羅四万十です。
四角い建物が星羅四万十なのですが、そのすぐ横に見えるUFOみたいな建物は四万十天文台。
事前予約制で、毎週水曜以外は20~21時の時間帯に天体観望会が開かれるようです!
なんと、星羅四万十に宿泊しておきながら、すぐ近くにこんな面白そうな施設があることに気づきませんでした 泣
ホテル星羅四万十に到着。
周りはコンビニすら無いような田舎なのですが、無機質なコンクリの建物でちょっと驚き。
少しだけ、直島にあるベネッセハウスと雰囲気が似ているような気がします。
中に入ると、外からの光が入る開放的な雰囲気で、美術館のような雰囲気です。
フロントはこんじんまりしていますが、すぐ隣に売店が完備されており、地元のお土産やお酒などが販売されており、夕食後に部屋のみするときなどに重宝しそうです。
※周囲にコンビニは無いですが、車で3~4分の場所に道の駅があり、そこでも色々買うことが出来ます。
ロビー前のスペースには船のオブジェのようなものがあります。
今回は、川側の和室6畳に宿泊することに。和室は他に10畳、12.5畳、15畳とラインナップがあるので、人数に合わせて部屋を選ぶと良いと思います!
和室以外にも洋室ツイン、洋室トリプル、和洋室など様々なパターンがあります。
部屋にはテレビ、冷蔵庫、ポット、金庫、空気清浄機など一般的な設備が一通り整っています。
テーブルに用意されていたお茶菓子。
やや質素な感じもしますが、ここに来るときは基本的には四万十川沿いのサイクリングやカヌー等、アクティビティがメインになることがほとんどだと思いますので、あまり部屋の設備は気にならないかなと思います!
洗面所まわり。歯ブラシと剃刀はありましたが、ご覧の通り最低限のアメニティしかありませんので、化粧水等はしっかり持参していきましょう。
クローゼットには浴衣とタオルが用意されていました。
部屋に入るところ(玄関)はこんな感じ。
部屋のトイレはこんな感じ。
さて、部屋に荷物を置いたら、テラスに行ってみます。
館内には、このようなテラスがあります!
目の前を静かに流れる四万十を見ながら寛ぐことが出来ます☆
テラスからの眺望はこんな感じです。
ちょうど右下の木々で四万十川が隠れてしまっているのですが、このテラスの目の前で右から流れてきた四万十川と、奥から流れてきた支流の広見川が合流します!
私が滞在した日は、夕方から急に天候が悪化してきてしまい残念だったのですが、夜は星空もかなり綺麗に見えるようです!
私が滞在した日の夜空。厚い雲に覆われています。。。
周りをなだらかな山に囲まれ、かなり空気が良いので、ここで満点の星が見れたら相当気持ち良いと思われます! 涙
続いて、1階にあるラウンジスペース。ここはかなり広々しており過ごしやすいです。
レストランのすぐ隣にあるので、食後部屋に帰る前にここでボーっとするのもありです。
テラスで少しゆっくりしたら風呂へ。
ここはホテル自体がそこまで規模が大きく無いので、浴場はそこまで大きくは無いのですが、庭を見ながらのジェット付浴槽と、サウナがあります。
浴室内もコンクリを基調とした美術館のような雰囲気で、秘境地帯のホテルとは思えない、なかなかモダンな雰囲気となっていました。
風呂場の写真は楽天トラベル やじゃらん などのページの写真を参考にしてみてください。
風呂場の前にはマッサージチェアがありますので、風呂上がりに少し休憩するのも良さそうです。
さて、いよいよお楽しみの夕食です。
スタートはカシューナッツ豆腐。
続けて鰹のタタキ。う~ん、やはり高知は鰹がうまい!
切り身も大きく食べた感があります☆
今回は和食なので日本酒へ。地元高知の地酒が色々と揃えられております。
四万十天然鮎の塩焼き。
このあたりは鮎釣りに来る人も多いみたいです。
茶碗蒸し。
天麩羅盛合わせ。右に見えている黒いのは四万十川海苔の天ぷら。これが絶妙に美味かった!!!
そしてメインの四万十牛陶板焼き。この写真だと四万十牛が良く分からないですね。。。
せっかくなので、別注料理の鰻も注文してみました☆
四万十と言えば鰻ですね。道の駅でも天然鰻が販売されていました。
吸い物と白米、そして最後はデザートの抹茶ケーキ。
四万十エリアの食材を楽しめる素晴らしいコースでした!
朝食会場は夕食と同じレストランなのですが、窓が大きいので朝と夜でだいぶ雰囲気が変わります。
夜は真っ暗でしたが、朝はご覧のように周辺の山々、そして四万十川が良く見えて開放的な雰囲気。
朝食は和食スタイル。
朝食は色々と小鉢があって、どれも美味しかったです。
魚はのどぐろの一夜干しだったかな。和食!って感じでとても良い朝ごはんになりました。
さて、宿泊リポートは以上になります!
ホテル星羅四万十は特別豪華という訳では無いものの、館内は全体的に美術館のような洗練された雰囲気で、四万十の自然と調和するような優しいホテルでした☆
冒頭にも書きましたが、意外と四万十川ビューのホテルは無いので、眺望の希少性という面でもお勧めです。
四万十エリアはなかなか秘境エリアですが、ぜひ自然に癒されたくなったら訪れてみてください。
楽天トラベル やじゃらん ではお得なキャンペーンなどもあるかもしれませんよ!
ではまた!