当ブログ初登場のリッツカールトン。
ザ・リッツ・カールトン日光は、リッツカールトン初の温泉付きホテルということで話題となり、またこれまで観光開発が十分されてきたとは言い難い日光エリアでの開業ということもあり、旅行好きの間で注目されていたホテルです。今回は、開業からもうすぐ1年を迎えようとしているザ・リッツ・カールトン・日光について紹介したいと思います!
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まず立地についてですが、ザ・リッツ・カールトン日光は中禅寺湖の目の前に位置するので、初めてのアクセスでも、まず迷うことはありません!
目の前に中禅寺湖と男体山を完璧に望むことができる一等地、よく残ってたなぁと感心しましたが、どうやらこの場所は東武鉄道が訪日客向けのリゾートホテル「レーキサイドホテル(のち日光レークサイドホテル)」として1894年から2016年1月まで営業していたようです。
最近の東武鉄道は大手私鉄としては異例のSL列車を復活させたり、浅草から会津方面の直通特急列車を設定するなど、日光・鬼怒川エリアの開発に力を入れる姿勢が鮮明です。
今回紹介するリッツカールトン日光の開業も目玉の一つですが、今後数年で日光・鬼怒川エリアが賑わいを取り戻せるのか、注目ですね!
都心から東北道経由で2時間程度でアクセスできるので、車で行く方が多いでしょうが、JR新宿駅、池袋駅からの特急スペーシアもお勧めです☆
ホテルに到着すると、バレーサービスでホテルの方が車を駐車してくれます。
駐車場はホテルの目の前にあります。駐車料金は宿泊費とは別に3,000円となります。
出発時には車に水(リッツカールトンのボトル)がセットされていました!
バレーサービスならではの感動ですね♪
車を預け、独特な雰囲気の入口からホテルに入ります。なんだか美術館のような入口で、一気に期待が膨らみます♪
館内は天井が高く開放的で、全体的に木目調で上品な雰囲気。
チェックイン時間の15時頃に到着したこともあり、フロント周辺は賑やかでした。
中へ入るとまずはウェルカムドリンクを頂きます。スパークリングワインかノンアルコールかを選ぶことが出来ます。
まずはロビーの座席でウェルカムドリンクを頂きながら、チェックイン手続きを待ちます。2020年7月15日開業のホテルはまだ新築の雰囲気が残っていて、全体的に爽やかで清々しい印象。
チェックインの手続きは、このロビーで行う人や、部屋で行うケース等、色々ありましたが、このあたりは部屋の種類か、或はマリオットの会員ステータスによる違いだと思われます。
開放的なロビーでチェックインを待つところまでは非常に良かったのですが、このチェックイン手続きがイマイチ。
口コミサイトにも色々書かれていますが、かなり時間を要しますので要注意!
丁寧な対応を心掛けているということなんでしょうが、15時にホテルに到着したのに一通りの説明を終えて部屋でくつろぎ始めたのが16時過ぎくらいでしたから、むしろ手際が悪いという印象。
さて、お部屋の紹介です!
今回はリバーサイドビューという、リッツカールトン日光では一番リーズナブルな部屋へ宿泊です。
マリオットボンヴォイのポイントを利用して予約しましたが、プラチナ特典のアップグレードはありませんでした。稼働率はかなり高そうだったので、それも影響しているかもしれません。土日は常に高稼働のようですから、アップグレードを期待する人はちょっと残念かも?
とはいえ、このお部屋も十分魅力的で、アップグレード無しでも全く不満を感じませんでした☆
まず第一の魅力として、部屋がかなり広いです!
自分の部屋より広い 笑
そして部屋が全体的に暖色系でデザインされており、落ち着きがあります。
暖色系なんですが、色味が重すぎず、爽やかなに纏められているあたりは流石です☆
このソファの足元にコンセントがあり、ここに座りながらPCやスマホの充電ができたのは便利でした。
テレビをつけるとザ・リッツ・カールトン日光のPVが流れるのですが、日光エリアの魅力が簡潔に纏まっていて見ごたえがありました。
リッツカールトン日光の特徴の二つ目は、すべての部屋に広めのテラスがあること。
翌朝ここで読書する時間がとても最高でした!!!
この川沿いは人通りも少なく、読書を静かに楽しむなら案外中禅寺湖ビューよりもリバーサイドビューの方が良いかもしれません。
続いてテラス側のスペースにある棚の中身をご紹介。
そして、テーブルの上には謎の木箱がありました!
中身はご覧の通り。
とちおおとめは箱を開けた瞬間にいちごの良い香りが広がるくらいの完熟でした。
まずは風呂場のご紹介。
部屋風呂は温泉ではないのですが、広めのお風呂スペースは快適でした。
備付のバスソルトは檜の香りで、山の風景とマッチして良い感じでした。
洗面台は2つあり、二人で宿泊してもゆったり使うことができます。
アメニティ類は必要なものが一式揃っているという印象で、特に過不足なくという感じ。
部屋の設備でちょっと驚いたのは、このウォークインクローゼット。
一番リーズナブルな部屋なのに広々していて、長期滞在でも安心☆
それでは館内を簡単に散策したいと思います。
フィットネスジムスペースにはタオルや水が用意されており、部屋で着替えれば手ぶらで行けます。
続いて大浴場へ。
大浴場の入口手前に休憩スペースがあり、水が置かれています。
注目の大浴場は、美術館みたいな雰囲気で、なんだか不思議な空間。
周囲にある温泉旅館の大浴場とは一線を画していると思います。
リッツカールトン史上初の温泉は露天風呂だけですが、サウナや水風呂もあり大満足☆
大浴場の写真は宿泊予約サイト 等をご参照ください。
ホテルの入り口付近にある自転車。これは有料で借りることが出来ます。
新緑か紅葉が見頃の時期に中禅寺湖の周りをサイクリングしたら最高に気持ちが良いでしょう☆
ホテルでは毎朝、座禅を実施しています。天候によっては屋外で実施することもあるようですよ☆
朝食前の座禅は気分がスッキリしましたが、足が痺れました…笑
夕食は、ホテルから徒歩3分程度のところにあるシェ・ホシノへ。
なんとなくアットホームな雰囲気で、居心地の良いレストランでした。今回はコースで日光名物の虹鱒を頂きました。
夕食後はホテルに戻り、1階にあるThe barへ。
壁一面に並ぶボトルが綺麗で気分が高まります。
落ち着いた空間で、1日の締めくくりが最高なものになりました。
さて、最後に朝食のご紹介。リッツカールトン日光といえば朝食!
インスタ映え間違いなしの鮮やかな朝食は、なんと6,000円!
私の朝食にかける金額としては過去最高値を更新 笑
ちなみに、朝食はチェックイン時に予約が必要です。
そろそろブログも長くなってきたので簡単に朝食をご紹介します~
見た目だけでなく、内容もとても充実しており、どれも美味しかったです。朝食でこれだけ完成度が高いのは驚きです。お正月はおせちじゃなくてこのお弁当を食べたいなぁと思ったり☆
あとは6,000円という価格設定が賛否の分かれどころかと思いますが、リッツカールトン東京では珈琲とケーキを頼んだだけで一人4,000円程度になるというリッツ相場で考えると、むしろ割安に考えられなくもない。。。。。
一方、残念な点はレストランの予約。チェックイン時に朝食の有無を聞かれるのですが、この予約に時間を要します。色々と裏で調整をしているのでしょうが、その場で空席の有無が分からず、且つアサインされた時間帯もかなり微妙。レストランのキャパや、手際の悪い運営の相乗効果が要因と思われますが、基本的にホテル以外でモーニングというのが難しい立地なので、しっかりしてもらいたいところですね。
う~ん、サービス水準なども含めて冷静に考えるとやっぱ6,000円は高いかな?! 笑
さて、そろそろ開業1周年を迎えるザ・リッツ・カールトン日光をざっくり紹介してみましたがいかがでしょうか。
個人的な感想として、設備面は申し分ありません。リッツカールトン初の温泉付きホテルとして、マリオットも東武鉄道も相当に気合を入れてこのホテルを設計したはず。その甲斐あって、空間全体が居心地よく、素直にまた来たいと思えるホテルに仕上がっていました。
一方で、敢えて苦言を呈すると、従業員のオペレーション。全体的に不慣れな印象が否めず、そろそろ1周年を迎えるタイミングでこのサービス水準というのは心配ですね。設備は非常に良いのにサービスレベルを残念に思っている人というのが相当数いるような気がします。
結論として、一休のタイムセールになってたら試しに行ってみるとか、マリオットボンヴォイのポイントが余ってるから行ってみるとか、当面はそういう使い方がストレスを感じず良いんじゃないかなぁと思います。
ではまた!