皆さんこんにちは!
3月上旬、1泊2日で会津に行ってきましたので、前半と後半に分けてご紹介したいと思います!
今回は道中でお酒を楽しみたかったので電車旅行です。
会津方面には東北新幹線を利用して郡山経由で会津若松まで行くことも出来ますが、これから当ブログで紹介する大内宿や、芦ノ牧温泉など会津若松の南側に行く場合は東武鉄道の利用が安くて便利です。
浅草駅から乗車の場合、往復乗車券と下今市~喜多方の4日間乗り放題が付いて7,390円、往復するだけでもお得です!
↑の切符をベースに、特急リバティは片道2,160円で乗車できます。
※ご参考・・・東京駅から新幹線経由で会津若松まで片道9,440円なので、東武のお得感が分かると思います。もっとも目的地が会津若松だけならJRの方が所要時間が短く便利なので、目的地に合わせて使い分けると良いと思います。
お得な東武のフリーパスですが1点だけ注意点があり、東武の駅窓口ではクレジットカードが使えないのでご注意を!
浅草駅窓口のすぐ近くにある旅行センターではクレジットカードでフリーパスを買えるのですが、乗車直前に駅でフリーパスを買おうとしている方は気を付けてください!
東武鉄道はSLを復活させたり、日光にリッツカールトンを呼んできたり、そして今回乗車する会津までの直通特急の設定など、色々と頑張っているのに詰めが甘い。。。
多額の現金を持ち歩かずに旅行する人も増えてくるでしょうし、これから復活してくるであろう訪日客への対応としてもキャッシュレス対応は急いで貰いたいところです。
さて、まずは浅草駅から特急リバティに乗車。
浅草駅は地下鉄ユーザーなら銀座線や浅草線への乗り換えで簡単にアクセスできますが、そうでない場合、たとえば上野東京ライン(常磐線)の北千住駅からも乗車できます。
埼玉の方なら大宮からアーバンパークライン経由で春日部からの乗車が便利でしょう。
リバティは3両編成が基本で、全車両普通車指定席のモノクラス編成。
今回乗車する列車は会津田島行と東武日光行が併結した6両編成でした。
リバティの車内はこんな感じ。スペーシアに比べると簡素な印象ですが、車両は新しいですし、特に居心地悪くは感じませんでした。
いざ出発! 浅草駅を出てすぐの隅田川の鉄橋で、スカイツリーがとても綺麗に見えました。
途中の下今市駅では東武日光行と切り離します。目の前にはSL大樹の客室が。いつか大樹にも乗ってみたい。。。
下今市を出たあたりから、なんとなく空気感が変わってきます。
途中の新藤原駅から野岩鉄道区間に入り、湯西川温泉のトンネルを抜けると。。。。
長いトンネルを抜けると一気に雪景色へ!
まさに川端康成の世界。なかなか感動します。
山あいを軽快に走っていきます。
会津高原尾瀬口駅。今年は雪が多いとのことで、3月中旬に差し掛かろうという時期でもご覧のように雪が残っていました。
なんとなく開けてきたら終点の会津田島駅へ到着。
終点の会津田島駅で会津若松行の気動車に乗り換え。なんと浅草駅から1回の乗り換えで会津若松に行けてしまうのです。この赤い車両は特急のようにリクライニングする座席で、かなり快適でした☆
会津田島から気動車旅を楽しんでいると20分ちょっとで湯野上温泉駅に到着。
ここは大内宿への最寄駅。
湯野上温泉駅は大内宿への最寄り駅なのですが、ご覧のように駅舎が茅葺きでかなり良い感じ。
しかも駅舎の中に囲炉裏があるんです!
非常に風情があり、大内宿から帰りの列車待ち時間も苦になりませんでした☆
湯野上温泉駅からはバスに乗り換えて大内宿を目指します。
料金は往復で1,100円、事前に予約もできるみたいです。混雑するGWや夏休みは予約しておいた方が良さそうです。
バスに乗ること15分。ついに念願の大内宿に到着です!
この日は天気が良かったので、各家の屋根から大量の雪解け水が流れ落ちてきていました。
唐辛子が干されていました。
ほかにも、こちらは大根かな? なんだか良い感じ。
まだ雪がたくさん残っているんだけど、なんとなく春の空気感が心地よいです☆
少し歩くと展望台があり、大内宿を見渡すことが出来ます!
会津のポスターなどで良く見る景色ですね。
大内宿を歩いていると、蕎麦屋がたくさんあります。
どこのお店にするか非常に悩ましいのですが、今回は本家玉屋というお店にしました。ここのお店は約400年の歴史があるようです。
中に入ると囲炉裏があり、伝統的な日本文化を感じることが出来ます。
こういうの好きなんだよな~
茅葺屋根の建物は非常に大きく、店内は広々してます。
今回は窓際の席を案内して頂きました。
雪景色を楽しみながらの蕎麦、最高過ぎます!!!
席に着くときんつばを出していただきました。生地の中にねぎ味噌を練りこんでいるそうです。
暖かくてとても美味しかったです。
大内宿はねぎ1本を使って蕎麦を食べる祝言蕎麦が有名なのですが、このお店の古代米を使ったおいなりや、山菜天ぷらがとても美味しそうだったので、これらが入ったそばセットを注文。
まずは何も付けずに水にはいった蕎麦を食べ、蕎麦そのものの味を楽しみます。
そして暖かい蕎麦。甘めの汁が良い感じ。
山菜の天ぷら。何の葉っぱだったんだろう?ちょっと苦くて美味しかった!
古代米のおいなりさんは甘めの味付けで、とても美味しかったです。
全部本当に最高でした。ごちそうさまでした!
お腹いっぱいになったので少しお散歩。
大内宿の真ん中あたりに大きな鳥居があります。
せっかくなので寄ってみることに。
歩いてみてビックリ!
大内宿の裏は田んぼ?になっているみたいで、一面銀世界が広がっておりました。
二つ目の鳥居をくぐって本殿に進みます。
本殿までは雪の積もった階段を登りますが、雪のおかげで辺りがしんと静まり返っていて、なんだか神聖な気持ちになりました。
平清盛に反旗をひるがえした高倉宮似仁王を祀っているようです。
距離は短いものの、山を登って行くので、冬に行く方は滑らないように気を付けてください!
大内宿には色々なお土産物屋さんがありますが、個人的に良かったのはこの酒蔵。
こちら三澤屋さんでは酒蔵で日本酒を雪中貯蔵しており、1年物から10年物まで、ワインのように飲み比べさせてもらうことが出来ます。気さくなご主人に説明を受けながら、自分好みの日本酒を探すことが出来ました!
年代が古くなると少しずつ高くなりますが、年代ごとに少しずつニュアンスが変わる感じを飲み比べてみると良いと面白いと思います。私は荷物になるので郵送しましたが、クール便で届けてくれるようなので安心です!
さて、魅力たっぷりの会津旅ですがそろそろ長くなってきたのでいったん区切ります。
続きは後編で!