当ブログ初の神戸!
今回はホテルステイを楽しむため、夕食はホテルの最上階に構える中国料理 桃花春にてコース料理を味わいました。
交通の便もよく土日のリフレッシュにピッタリな神戸。
さっそく神戸メリケンパークオリエンタルホテルについてご紹介したいと思います!
さて、今回ご紹介する神戸メリケンパークオリエンタルホテルは船のような見た目が特徴的で、神戸のアイコン的存在のホテル。首都圏の方なら横浜のグランドインターコンチネンタル的な存在と言えばピンとくるでしょうか。
海沿いにあるので駅からは少し離れるものの、JR三ノ宮駅から無料の送迎バスがあり、10分程度でアクセスできます。
私はと言えば、今回も事前の下調べをしなかったので実は送迎バスの存在を知らず、グーグルマップを頼りに最寄りの元町駅からタクシーで行ったのですが、所要時間は数分、料金も1,000円以下で到着できました!
参考までに、もし遠方から新幹線で神戸に行く場合は、土日限定で新幹線の新神戸駅からも送迎バスがあるようなので、利用すると便利だと思います。
ホテルは海沿いにあり、すぐ隣からは船も発着するようです。
あまりこういう海沿いにあるタイプのホテルには泊まったことが無かったので、なんとなくテンションが上がります⤴️
写真は人が少ない朝に撮ったものですが、チェックイン時は多くの宿泊客や、結婚式で賑わっていました。
ホテルの館内はリゾートホテルっぽい雰囲気で、なんとなく沖縄のホテルに来たような気分に😉
初めて宿泊するホテルに行くときは、なるべく下調べをしないことにしているのですが、神戸メリケンパークオリエンタルホテルがこんなリゾートホテルっぽい雰囲気だと思っていなかったのでビックリ! 笑
フロントでチェックインを終えて、お部屋へ。
エレベータはガラス張りで、館内の様子が良く見えました。
旅客船のような作りになっていますが、やはり港にあるホテルということで、船を意識してデザインされているんでしょうね。
今回宿泊するのはスタンダード ダブル イーストビュー。
食事付きでリーズナブルなプランがあったのでこちらに決定。
いつも使っているマリオット系列の部屋に比べたらかなりコンパクトですが、今回は1泊するだけなので十分と判断。
その分、今回は夕食にお金をかけることにしました 笑
後ほど紹介しますが、このホテルの部屋には海辺のバルコニーが付いているため、部屋が狭くてもそんなに窮屈に感じることはありませんでしたよ!
スタンダードな部屋に宿泊したせいかもしれませんが、アメニティ類は必要なものが揃っているという印象で、特筆すべきものは特にありませんでした。
風呂場はカーテンで仕切られるタイプ。昔のホテルは少し価格が高めのホテルでもこのタイプの風呂場が多くありますが、何度経験してもこのタイプの風呂場は好きになれないんですよねぇ。。。
珈琲やお茶など。コースターのデザインが洒落ていて良い感じでした。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルならではの設備は、このバルコニーではないでしょうか。
普通の都市型ホテルにはない広々したバルコニーは開放感があり、天気の良い日はのんびり過ごせると思います。
オリジナルラベルのミネラルウォーター。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルは海に突き出るような位置にあるため、東、南、西向きの各部屋からは其々海を見ることが出来ます。北側は海は見えませんが、ポートタワーを望むことが出来ます。
ちょっと見にくいですが、写真の左下に白く見えるのは神戸港の象徴的なモニュメント「BE KOBE」。
今回は東側に宿泊していますが、西側の部屋はハーバーランドの観覧車が見えるから人気が高いようで、この東側の部屋よりも2,500円程度価格が高くなっています。
ただ、今回宿泊してみて思ったのは、純粋に海を見ながらバルコニーでのんびりしたいという人は、東側の部屋でも十分満足できると思いますよ☆
後ほど紹介しますが、東側の部屋は日の出を見ることも出来るので、けっこうお勧めです。
今回はホテルのレストランで夕食を頂きます。
レストランのある最上階へ。
異国情緒あふれる絵が出迎えてくれます。かつて居留地があった頃は、芸術品も含めて常に海外から最新の色々なものが流通していたんでしょうね。
神戸の歴史に思いを馳せながら「桃花春」へ。
桃花春はホテルの北側に位置しており、目の前にポートタワーが良く見えました。
1回のホテル滞在で色々な方向の景色が見えるのは良いですね。
まずは中国茶から。このお茶はかなり香りが高く、何度もお湯を足していただきながら食事中を通して楽しむことが出来たのですが、名前を失念😂
名前が分からないのでどうしようもないのですが、このお茶かなりおススメです!!! 笑
スタートは前菜盛り合わせから。枝豆の豆腐、タコの醬油漬けなど。
続いてズワイ蟹、トマト、フカヒレ入りサワースープ。フカヒレ入りスープと言えば醬油味のイメージが強いですが、こちらはトマトベースでサッパリしていて、また、少しピリ辛で夏にピッタリでした。
続いて北京ダック。目の前でクレープを巻いて頂きました。
こちらは個人的に一番のヒットメニュー!
魚介のメイン、大海老と鱧の衣揚げ イクラと卵白のソース。
このメニューを構成する鱧、大海老、イクラすべて私の大好物!!!笑
鱧のほのかな香りも良かったですし、ソースのイクラも効いていて、上品に纏められていました。
続いて肉料理のメニューは牛ロースの煎り焼き 黒胡椒ソース。ロース肉は柔らかく、美味しかったです。
肉料理が出てくる頃には日も暮れてきて、ライトアップされたポートタワーが良く見えました😀
夜景を見ながらの食事は良いですね。
〆は冷やし担々麵と蒸しパン。
担々麵は麺が特徴的で、見た目は蕎麦のような灰色をしているのですが、食感は冷麵のようにモチモチした感じ。
あまり今までに食べたことのない食感で、美味しかったです。スープも辛すぎず丁度良かった!
ラストはデザートプレートと中国茶。抹茶の団子、エッグタルト、マンゴープリン。
中国茶はライチのお茶で、サッパリして〆にピッタリでした!
夕食を堪能したあとは、少しだけホテル周辺を散策。
船のような形をした神戸メリケンパークオリエンタルホテル。
外から見るとかなり綺麗。
こちらは部屋からも見えた「BE KOBE」のモニュメント。
フォトスポットとして人気が高いようで、記念撮影の人が列を作っていました。
やはり神戸と言えばポートタワー。
ポートタワーとスタバ。夜景を楽しみながら珈琲をのんびり飲むのも良いですね。
部屋に戻ると、部屋からはこんな感じで夜景が見えました。
写真では潰れてしまっていますが、市街地の背後の市章山や錨山、堂徳山の山肌に電飾が灯り、とても綺麗に見えます。
気温の丁度良い時期は、バルコニーでのんびり夜景をみながら過ごすのも良さそうです。
翌朝目覚めると、太陽が昇ってきていました。
方角的に春や秋頃が一番綺麗に日の出が見えそうです!
日の出が見えるというのはイーストビューの最大のセールスポイントになりそうです♪
朝食付きプランだったので、フロント階のレストランへ。
レストランは南向きで、目の前に広がる海を一望できます。昨夜のレストランが北向きだったので、ちょうど真逆の眺望を楽しめることになります。
レストランは窓が大きく、またテラス席もあるので開放的。都心の海もなかなか良いですね。
朝食はブッフェスタイルで、和洋中色々なメニューがあり、あとは明石焼きなど地元のローカルメニューもありました。
フレッシュジュースや卵料理を作ってくれるサービス等は無かったので、このあたりは物足りなさを感じる人もいるかもしれません。ただ、レストラン内はかなり混雑していたので、そういう手間のかかるサービスは提供が難しいのかもしれませんね。
「一休.com 」や「楽天トラベル 」ではよくタイムセールなどをやっていますから、良かったらチェックしてみてください。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、目の前に海があり、ホテル自体も船のようなデザインでリゾート感があり、都市型リゾートを求める方にはピッタリですよ!
最後に、神戸と言えば北野エリアの異人館やお洒落なカフェを思い浮かべる人が多いと思いますが、全く別の視点から、神戸観光を一つだけご紹介。
三ノ宮駅からタクシーで数分、鉄道なら2駅隣の岩屋駅に位置する兵庫県立美術館。
企画展は有料になりますが、常設展なら無料で見ることが出来、非常にお勧めです。
阪神・淡路大震災からの復興の象徴としてオープンした安藤忠雄設計の兵庫県立美術館。
単純なようで複雑な空間。自然光を活かした設計で光の変化を体感することが出来ます。
詳しくはぜひ美術館を訪問して頂きたいのですが、安藤忠雄の原点となった「住吉の長屋」をはじめ、「地中美術館」「光の教会」などの代表作、そして兵庫県で手掛けてきた「六甲の集合住宅」や淡路島の「淡路夢舞台」など、安藤建築の歴史が模型や展示で紹介されています。
光を活かしながら、無機質で独特な安藤建築の世界。ぜひ皆さんも味わってみてください。
当ブログで紹介した安藤建築のホテルたち↓