impromptu weekend getaway

魅力まみれの直島3日間① 「ラ・マル せとうち」 に乗る アートな列車旅♪

ラ・マルせとうち

念願の直島に行ってまいりました!!

今回は一般的にあまり知られてない?レアな列車の旅をご紹介!

まずは新幹線で岡山駅へ

東京駅6時30分発、「のぞみ」5号に乗ります!

今更ながら、東海道新幹線は朝早くから本当に高密度で運転されてますよね。

富士川の鉄橋から富士山を望む。今の時期、朝早い時間帯の「のぞみ」に乗ると、運が良ければこのような赤富士を見ることができます。

ちなみに、朝8時30分までに主要駅を出発する「のぞみ」車内ではコーヒーとサンドイッチがセットでお得になるモーニングセットを販売してます。朝早く起きるのは大変ですが、富士山をボーっと眺めながらのモーニングもなかなか良いですよ☆

岡山駅から「ラ・マルせとうち」に乗車

岡山駅からは1週間に1本しかない!「La Malle de Bois」を使ったラ・マル せとうちに乗車し宇野駅へ!

今回の旅行は朝早くの出発となりましたが、理由はこれに乗るため↓

直島への旅行記は既に多くの方がブログ等に公開していますが、意外と「ラ・マルせとうち」は知られてないのかな?と思います。直島へは様々なアプローチが可能ですが、鉄道利用の場合は新幹線で岡山駅→宇野線で宇野駅→宇野港からフェリーというのがシンプルなアプローチになります。

そして、宇野線に1週間に1本だけ設定されているのがこの「ラ・マルせとうち」。基本的には土曜日に1往復だけ運行しているのですが、実際の運転日は旅行前に公式HP等でご確認ください。列車は全席指定で、乗車券とは別にグリーン指定券(780円)が必要となります。指定券は1か月前から販売され、JRのきっぷうりば、指定席券売機等で購入できます。

「ラ・マルせとうち」に使われるこの車両はLa Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)という名前が付いています。岡山駅出発時にはこの金を駅員さんが鳴らし、出発を知らせます。ちなみに、鐘のすぐ後ろに見える台は自転車の組み立てゾーンなんです!瀬戸内海エリアを自転車で周遊する人向けに、この列車には自転車を置くスペースが用意されています。なので、折り畳み自転車を持って岡山駅まで来て、駅のホームで自転車を組み立てて乗車し、目的地の駅に着いたら早速自転車で旅行スタート!ということも出来ます。

駅ではたくさんの方が旗を振って見送ってくれました。

「ラ・マルせとうち」の車内

車内は2人掛けシートと、カウンター席の2種類あります。

座席はしっかりリクライニングします。

カウンター席は90度回転させることも可能です。一人旅にお勧めです!

車内の自転車スペース。駅で組み立てた自転車はこんな感じで車内に置けます。

今回の旅の目的は、直島でたくさんのアートに触れることですが、実は直島に限らず瀬戸内エリアはアートでエリア全体を盛り上げようという取り組みがされていて、この「ラ・マルド・ボア」の車内でもいくつかのアート作品に触れることができます。↑は角文平氏の「旅の道具の旅-旅の鞄号」。

こちらは蓮沼昌弘氏の「連絡船の物語」。パラパラ漫画のように鑑賞します。

ほかにも沿線エリアに所縁のある本が紹介されていたり、網棚の上にも観光本がたくさんあったり、色々と楽しむことができます。

車端部には乗車記念のカードとスタンプがあり、旅の良い記念になります。

車内には売店もあり、飲み物やお弁当、各種グッズも販売しています。奥に見えるスーツBOXは事前予約制なのですが、旅行前にバタバタしてたら予約しそびれてしまいました。

「ラ・マルせとうち」の旅

今回は白桃サワーと岡山駅で購入した「むらすずめ」を頂きます。

しばらく乗っていると、あの有名な絵本の「ももたろう」で桃が流れてくる川を通りました!

車内アナウンスでしっかり教えてくれるので、どの川だろう?と探さなくても大丈夫。

宇野線は単線なので、途中駅で列車交換のために何度か停車します。ここは備前片岡駅だったかな?

地元の中学生(高校生だったかも…)の作品があり、瀬戸内エリアがアートを大事にしていることが分かります。

車内散策を楽しみ、ちょうど白桃サワーを飲み終えるころに八浜駅に停車。ここでしばらく休憩タイム。駅は小さな無人駅ですが、ラ・マルド・ボアのデザインに合わせた装飾がされており、乗客はホームに降りて記念撮影を楽しむことができます。

列車とマッチした駅のデザインが洒落てますね。ホームでは乗務員の方が記念撮影を手伝ってくれます。宇野線は特筆すべき絶景ポイントは無いのですが、こうした取り組みが乗客を楽しませてくれます。

さて、再び列車に乗り込むと、宇野駅に向けてラストスパート!

色々と盛りだくさんの「ラ・マルせとうち」でしたが、実は乗車時間はちょうど1時間くらいなんです!

そんなに長くない乗車時間なのに、車内や沿線に様々な仕掛けがあり、旅の気分を盛り上げてくれます。コロナの影響もあってか乗客数は多くなかったですが、車内の芸術作品をゆっくり鑑賞できて快適でした。直島へ行きたい!という方は多いと思いますが、ぜひ「ラ・マルせとうち」に乗車し、直島到着前からアートな気分に浸ってみてください。

宇野駅に到着。宇野駅舎も洒落てますよね。

ここから乗り換えでフェリーに乗車。宇野港まで少し歩きますが、5~7分程度でそれほど遠くはありません。

「舟底の記憶」

宇野港の前には旧大日本帝国軍で使われていたいかりに不要なった鉄製品を組み合わせた作品があります。いよいよアートの島への旅立ち。気分が上がります。

ちなみに、待ち時間にどこかのカフェにでも寄ろうかと思いましたが、残念ながら思うようなカフェはありませんでした、、コンビニはセブンイレブンが駅の目の前にあります。

個人的な話になりますが、チェキのフィルムが欲しかったので近くのヤマダ電機によりましたが、なんとありませんでした、、他にもコンビニとか数件まわりましたが、チェキのフィルムが欲しい方は宇野駅前にはおそらくありませんのでご注意を、、ちなみに直島にもありませんよ、、たぶん…

さて、宇野港からフェリーに揺られていざ直島へ!!

一度このあたりまでにして続きは次のブログでお会いしましょう!

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