寒くなってきたら伊勢海老が食べたくなりますね。
少し前の話になりますが、伊勢神宮の近くで伊勢海老だらけの夕食を堪能してきましたので、紹介したいと思います!
まず、意外と知られていない伊勢へのアクセス。伊勢神宮は知ってるけど、どこにあるの?という方、けっこう多いんですよね。
伊勢神宮は大きく分けると外宮と内宮があり、外宮→内宮の順に参拝するのが一般的ですが、外宮の最寄り駅は伊勢市駅。
名古屋駅からJR線の快速「みえ」で1時間30分~45分程度(列車によりバラツキあり)、または近鉄特急で1時間20分程度。移動時間を楽しむなら近鉄の「しまかぜ」がお勧めなのは言うまでもありませんが、名古屋から二人で移動する場合は、JRの快速みえ回数券4枚綴りが圧倒的にお得でお勧めです☆
さて、今回の宿泊先は千の杜というところ。
駅から少し離れているのですが、送迎バスが出ているので安心です。
志摩エリアと合わせて観光する場合はレンタカーの利用がベターですが、伊勢神宮の観光のみという場合は、内宮周辺のおかげ横丁で日本酒や地ビールを飲んだりして楽しめるので、送迎バスの利用が手軽で良いと思います。
フロント&ロビーは広々しており、伊勢エリアに纏わる色々な展示もあったります。
今回は千の杜に宿泊しましたが、広大な敷地内には、同じグループが運営している高価格帯の宿泊施設も併設されています。
色打掛の体験もできるようです。伊勢旅行の思い出に良さそうです。
館内の所々にある和の装飾が伊勢っぽくて良い感じ。
客室は、露天風呂が付いているタイプの部屋や、和洋室など色々と種類がありますが、今回はベーシックな和室に宿泊。
この旅行では12月に宿泊したのですが、なんとコロナ対応で布団を敷きに来る作業を省略するためということで、布団の部屋と、昼間にくつろぐ部屋と、二部屋を用意してもらっているとのことでした!
部屋はリニューアルされているようで、非常に綺麗でした!
旅館の和室って、ちゃぶ台があるだけで広々していて、なんか良いですよね。
ちなみに、壁に見える三つの正方形は、伊勢木綿。江戸時代から続く伝統の布だそうです。
部屋からは小さい広場みたいなスペースが見えます。今回宿泊してみて思ったのは、千の杜は全体的に価格に対して非常に満足度が高かったのですが、この微妙な眺望で大きく損をしていると思います。
この広場、不自然に何もないので、もしかしたら何かイベント等で活用するスペースなのかもしれませんが、もしここを少しお金かけて日本庭園ぽくしたらもっと人気出るんじゃないかな~と思うんですよね。
お化粧するのに丁度良さそうなスペース。
洗面台。シャンプー類は大浴場に備え付けのため、部屋にはありません。
シンプルな和室なんですが、全体的にモダンな感じに纏められていて、良い感じです☆
部屋の入り口付近。
今回非常に助かったのがこの充電コード!充電コードって、なんか忘れてしまうんですよね 💦
大手ホテルだと標準装備になりつつありますが、地方の旅館でちゃんと用意してくれているのは素晴らしい配慮です。
ちゃぶ台に置かれていたお菓子。
こちらは、今回の宿泊がクリスマスシーズンだったということで、旅館からスパークリングワインのプレゼントがありました!
こういうおもてなしって、けっこう記憶に残るんですよね。旅館の皆さま、ありがとうございます☆
そして、こちらは「寝るための部屋」。従業員が部屋に布団を敷きに来るという作業を省略する(接触機会の排除)するため、↑で紹介した和室のすぐ隣に、まさに寝るためだけの部屋が用意されています。
コロナ対応とはいえ、旅館の努力に頭が下がります。この対応をすることで、本来提供可能な部屋の半分しか提供出来なくなる訳ですからね。
予約した部屋に布団を最初から敷いておくことも出来ると思うのですが、ゲストが少しでも快適に過ごせるようにとの旅館の配慮ですね。
千の杜には、大浴場と露天風呂があります。
周りは山なので、露天風呂は落ち着いていてリラックスできました。
風呂場については、写真を撮るわけにはいかないので宿泊サイト等で見てみてください。
千の杜を調べる(じゃらん)お楽しみの夕食は伊勢海老会席。大きな期待を胸に会場のはまゆうへ。
まずは前菜。トマトサラダ、胡麻豆腐に季節の籠盛。
2品目で伊勢海老登場!滑らかで甘い食感☆
ここから驚きの伊勢海老尽くしが始まります。
伊勢海老のすき鍋。伊勢海老の風味がしっかり出汁に溶け、日本酒との相性バッチリです!
鍋の次は焼物。伊勢海老の神楽庭焼き。刺身も美味しいけど、伊勢海老は香ばしさも魅力的なので、どっちも楽しめるのは最高ですね。
天ぷら盛り合わせ。見えている海老はもちろん伊勢海老!
すごいです。ここまで伊勢海老をたくさん食べたのは人生初です。
そして驚きなのは、↑の写真だと隠れて見えないのですが、盛り合わせの下に伊勢海老の頭が埋もれています 笑
もちろん頭も食べられます!若干硬いのですが、海老味噌の味がして最高でした。
茶碗蒸し。このコースで伊勢海老が入ってないのは最初の前菜と茶碗蒸しくらいです😀
お腹いっぱい食べたところで、最後の〆は伊勢海老の味噌汁!
最後まで伊勢海老を存分に楽しむことができます。
この味噌汁、ずっと飲んでられそうです。あおさも乾燥してない生のあおさですね。すごく美味しかったです。
デザートは可愛くサンタさんがいました☆
いや~贅沢な夕食。文字通り、伊勢海老会席でした。すぐ近くで伊勢海老が採れるからなのでしょうが、価格もそんなに高くなく、コスパは非常に良いと思います。この食事をもし都内で食べようとしたら、相当チャレンジングな価格になるでしょう。伊勢海老をひたすら食べてみたいという方、かなりお勧めですよ!
朝食は三段重になっています。伊勢名物の伊勢うどんや、手こね寿司が含まれます。
右奥に見える鍋で伊勢うどんを軽く湯がいて食べます。
ちなみに、写真に撮り忘れてしまいましたが、朝食会場に行くまでの通路は、美術館みたいになっていて良い感じでしたので、ぜひ宿泊されるときには立ち寄ってみてください。
さて、千の杜の紹介は以上です!
千の杜は建物自体は少し古いのですが、部屋は紹介した通りリニューアルされており、また食事も伊勢海老を思いっきり食べることができ大満足でした!
事前に調べたときに、ブログ等で宿泊記を紹介している人があまりいなかったので何でだろう?と少し不安になったのですが、杞憂でした 笑
強いて言えば、部屋からの眺望が微妙なので、そこが大きなマイナスポイントかもしれません。
あとは伊勢観光の場合、伊勢神宮を参拝したら、そのまま志摩に抜けて行くというパターンが多いので、あまり知名度が上がっていないのかもしれませんね。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました!
千の杜の宿泊費を調べる♨️
千の杜の宿泊費check!(じゃらん)